税金Q&A〈医療費〉

2019年9月25日|カテゴリー「税金Q&A〈医療費〉
【問】
亡くなった母親は入院中に多額の医療費を支払っていましたが、死亡後に健康保険組合から高額療養費の給付金が振り込まれました。
この給付金は相続財産になるのでしょうか。


【答】
亡くなったお母様が生前支払った医療費を補填するための給付金であるため、相続財産として計上することになります。

なおこの給付金は、亡くなったお母様が準確定申告をする場合、医療費控除の対象となる医療費の額から差し引くことになります。


2016年10月18日|カテゴリー「税金Q&A〈医療費〉

【問】

共働きの夫婦の一方の配偶者が他の一方の配偶者の医療費を負担した場合には、その医療費は、誰の医療費控除の対象となるのでしょうか。

【答】

医療費控除は、自己又は自己と生計を一にする配偶者その他の親族に係る医療費を支払った場合に適用することとされており、この場合の配偶者その他の親族の範囲については、所得金額の要件は付されていません。
このため、質問の場合のように、所得を有する親族のために支払った医療費であっても、その親族が医療費を支払った人と生計を一にする人であるときは、その医療費を支払った人の医療費控除の対象となります。

2016年10月5日|カテゴリー「税金Q&A〈医療費〉

【問】

父親は入院加療中に死亡し、父親の死亡後に入院加療期間の医療費を請求されました。この医療費は、相続人である長男が支払いましたが、被相続人である父親の医療費控除の対象になるのでしょうか。それとも相続人である長男の医療費控除の対象になるのでしょうか。


【答】

その年の医療費控除の対象となる医療費の金額は、その年中に実際に支払った金額に限られ、未払の医療費は現実に支払われるまで控除の対象とはなりません。
 したがって、被相続人の死亡後に支払われた医療費は、たとえ相続財産で支払われた場合であっても、被相続人が支払ったことにはならないので、被相続人の準確定申告上、医療費控除の対象にすることはできません。
 ところで、自己と生計を一にする親族に係る医療費は、医療費を支出すべき事由が生じた時又は現実に医療費を支払った時の現況において自己と生計を一にする親族に係る医療費をいうこととされています。
 したがって、質問の場合は、医療費を支出すべき事由が生じた時、すなわち、その医療費の請求の基となった治療等を被相続人である父親が受けた時に、長男と父親とが生計を一にしていたのであれば、その医療費は相続人である長男の医療費控除の対象となります。

2016年10月4日|カテゴリー「税金Q&A〈医療費〉

【問】

 実家で出産するために帰省し、実家の近くの病院で出産した場合、帰省のための旅費や病院に支払った出産費用は、医療費控除の対象になるのでしょうか。

 【答】

旅費とか交通費で医療費控除の対象となるのは、①病院、診療所、老人保健施設又は助産所へ収容されるための人的役務の提供の対価のうち、病状に応じて一般的に支出される水準を著しく超えない部分の金額と、②医師等による診療等を受けるための通院費のうち、その診療等を受けるため直接必要なもので、かつ、通常必要なものに限られています。 お産のために実家へ帰省する旅費については、上記のいずれにも当てはまらないため、医療費控除の対象とはなりません。  なお、実家の近くの病院に支払った出産費用は、医療費控除の対象となります。

2016年9月20日|カテゴリー「税金Q&A〈医療費〉

【問】

自己所有の自動車で通院する場合には、通院のための走行距離を基に計算したガソリンの消費量から換算したガソリン代とか、駐車場の料金は、医療費控除の対象になるのでしょうか。

【答】

医療費控除の対象となる通院費は、医師等による診療等を受けるため直接必要なもので、かつ、通常必要なものであることが必要とされており、この場合の通院費は、電車賃やバス賃などのように人的役務の提供の対価として支出されるものをいうものとして取り扱われています。
したがって、自家用車で通院する場合のガソリン代や駐車場の料金は、医療費控除の対象とはなりません。
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