税理士ブログ

2020年6月19日|カテゴリー「税金Q&A〈相続〉

【問】
このたび父が亡くなり、相続税申告のために父の財産を調べたところ、父は生前に町内会に土地を寄附していたことが分かりました。寄付した土地は町内会名義での登記ができなかったため、父の名義のままになっていました。
この土地は相続財産に含めなくてもよいでしょうか。

寄附をした証拠としては、寄附当時の契約書面と、固定資産税を町内会が支払っているという事実のみです。



【答】
寄附したことが事実であれば相続財産にはなりません。
寄附の事実を証明する書類として、町内会の規約(財産目録)などが考えられます。




2019年12月3日|カテゴリー「税金Q&A〈相続〉

【問】
未成年の孫3人に現金を1,000万円ずつ贈与するために、息子(孫の父親)の口座に3,000万円を一括で振り込みました。
息子はこの3,000万円を、1,000万円ずつそれぞれ孫名義の定期預金にしました。
この場合、息子に贈与税はかかるのでしょうか。


【答】
息子さんの口座に3,000万円振り込んだのは単なる通過勘定になりますので、息子さんに贈与税の課税関係は生じません。



2019年10月16日|カテゴリー「税金Q&A〈相続〉
【問】
去年父親が亡くなりましたが、遺産は基礎控除額内であったため申告をせず、遺産分割もしていませんでした。
今年になり母親が亡くなったのですが、遺産の額が基礎控除額を超えるため相続税の申告が必要になりました。
母親の遺産には、未分割の父親の財産も含めて申告しなければいけないのでしょうか。
相続人は私と弟の2人です。

【答】
母親の相続(二次相続)の申告期限までに父親の遺産が未分割のままである場合は、母親が夫の遺産を法定相続分(2分の1)取得したものとして、遺産の総額に含めて計算をする必要があります。

父親の遺産分割は、相続人である質問者と弟が「一次相続にかかる相続人の地位」を母親から相続したものとして行うことができます。そのため、母親の申告期限までに父親の遺産分割を行った場合、母親に父親から取得した財産があればそれを含めた額で相続税を計算することになります。
2019年9月25日|カテゴリー「税金Q&A〈医療費〉
【問】
亡くなった母親は入院中に多額の医療費を支払っていましたが、死亡後に健康保険組合から高額療養費の給付金が振り込まれました。
この給付金は相続財産になるのでしょうか。


【答】
亡くなったお母様が生前支払った医療費を補填するための給付金であるため、相続財産として計上することになります。

なおこの給付金は、亡くなったお母様が準確定申告をする場合、医療費控除の対象となる医療費の額から差し引くことになります。


2019年9月20日|カテゴリー「税金Q&A〈相続〉
【問】
元会社員の夫は企業年金を受給していました。
夫の死亡後は妻であるわたしが企業年金を受け取ることになりましたが、この企業年金は相続財産になるのでしょうか。



【答】
企業年金の受給権として相続財産になります。
一時金で受け取る場合はその一時金の額が、また年金形式で受け取る場合は租法24条により定期金の評価をした額が相続財産の額になります。
(国民年金や厚生年金の遺族年金は非課税です。)


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