国外に添乗員を派遣した場合の課税関係

【問】

法人(旅行業代理業者と思われる。)が、他の者が主催している海外パック旅行の仕入れをおこない、消費者に対して販売した。この法人は、主催者に対して支払った金額を仕入れとして経理し、消費者から受け取った金額を売上として経理している。また、この法人が、自己の使用人を添乗員として主催者に派遣した場合に、主催者から受領する役務提供の対価についての消費税の課税関係はどうなる?

【答】

パック旅行の主催者に対する添乗員の派遣については、役務の提供が行われた場所で課税関係を判断することになる。
①海外現地のみでおこなわれる添乗サービス等である場合には、国外においておこなわれる役務の提供であり、国外取引に該当し、不課税取引となる。
②出国から帰国まで一貫しておこなわれる添乗サービス等である場合には、国内および国内以外の地域にわたっておこなわれる役務の提供であり、役務の提供をおこなう者の役務の提供に係る事務所等の所在地で内外判定をおこなう。
よって、役務提供者は内国法人(国外の支店等はない。)のため国内取引となり、課税取引である。


【これは2006年資料に基づいて入力されています。詳しくはお問い合わせください。】