傷害保険契約


【問】

①子が契約者で保険料負担者、父を被保険者とする傷害保険契約で、父が障害となったことにより、子が保険金を受け取った。課税の対象となるか。
②また、この保険について、元々は子が受取人だったが、実際の受け取りの際に、子の弟も二人で父の面倒を見なければならないからという理由で、兄と弟で半々で保険金を受け取った。この場合の課税関係はどうなるか。

【答】

①保険金の支払を受けるものがその体に障害を受けた者の配偶者若しくは直系血族または生計を一にするその他の親族である場合には、その保険金は非課税である。
②ただ単に、兄から受け取るべき保険金の一部を弟の口座に振り込ませただけなら、保険金はその全額が兄の収入であり(非課税所得)、弟が受け取った保険金相当額は、兄から弟へ贈与された金額となる。正式に受取人の変更ができるのなら、兄も弟も非課税となる可能性があると思われるが、保険事故後にそのような変更が可能なのか?(本件では、保険受取人は兄一人であり、受け取りに際して本人の希望により他人の口座への振り込みができることから、弟の口座にも振り込みをするとのことであったため、兄は非課税、弟は贈与のパターンになると思われる)。